行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

今月の贅沢 その2

仕事帰りに居酒屋に立ち寄ってちょっと1杯(のつもりで飲んで、いつの間にやら・・・)。 こんなことは、はるかに昔の話となった。 日雇いのアルバイトで日銭を稼いだその日の帰り、シャッターの目立つ寂しげな商店街を歩いていると、居酒屋が営業している。…

ビールの季節

日中の屋外は、初夏を思わせる陽気になった。つい先日まで暖房の世話になっていたのに。 夕食時には、冷たい飲み物が欲しくなる。 税制改正で本物のビールが安くなっているようだ。一時話題を集めた「LAGAR」ビールを試飲してみた。 第三のビールよりはおい…

黒糖焼酎

意外にもすごく淡麗、それどころか水っぽい。 これが、以前に居酒屋で飲んだ時の感想だ。 名誉回復のためにも、時と場所と銘柄を変えることにし、我が家で飲み直す。 6対4の割合でアルコール濃度を調節し、燗酒のごとく温めてから飲んでみた。 あまり個性が…

今月の贅沢

贅沢が日常化しては、有難味が乏しくなろう。非日常だからこそ、贅沢な気分をより実感できるというものだ。 まず思い付くのがこれだ。 日本酒なら純米吟醸、価格が高いのだからおいしくて当然、その差は歴然としている。 愛知の阿久比町にこれほど優れた銘酒…

冬ごもりを快適に その3

「おいしい生活」 どこかで聞いたような言葉だ。 どのような生活のことかは知らないが、自分流のおいしい生活はこれだ。 昼食後にダイキリを1杯 おやつにとらやの羊羹 これなら終日家の中に閉じ込められる冬ごもりも悪くない。

冬ごもりを快適に

昨夜は暖房の設定温度を1度だけ上げた。地球温暖化防止に協力すべきところ、苦渋の決断だった。 晩酌はもっぱらあたたかい飲み物だ。 芋麹の芋焼酎は当たり前のようだが、実際には珍しい。「一刻者」と標榜するだけあって自己主張の強い個性的な香りがする。…

これも大当たり !

缶ビールはグラスに移してから飲む。長年の鉄則だ。 缶の金属臭がビールの香りを損ねるというのが、その理由だ。琥珀色が視覚に訴える効果も大切にしたい。 同じ缶入りでも酎ハイ、ジュース、コーヒーならその心配はないのに、不思議なことだと思っていた。…

大当たり !

しばらく芋焼酎の晩酌が続いていた。その合間に麦も味わってみたい。酒呑みの欲望は果てしない。軟禁状態の生活だとなおさらだ。 オーク樽の文字に誘惑されて買い求めた麦焼酎をお湯割りでいただく。 これが大当たりだった。 焼酎のイメージを変えてしまう。…

2021年新春宴会山歩き(愛知県瀬戸市 定光寺自然休養林)

期 日 2021年1月3日 行 程 JR定光寺駅~こもれびの径~森林交流館~まなびの径~定光寺野外活動センター~帰宅 天 候 曇り一時晴れ 登山仲間の新春恒例行事である。長い歴史があるが、自分が参加するのは今年でまだ3回目。 シーズン・オフとあって人影はなし…

さあ飲もう

不要不急の外出自粛の機運が漂い始めた。 家に閉じこもるとなると、一番の気晴らしは、おいしい料理をいただき、かつおいしい酒を飲むことだ。 しばらく酒のネタが途切れていた。 いよいよ燗酒の季節である。 國盛 新米新酒 (愛知県半田市 中埜酒造) 「本…

軟禁生活の楽しみ

朝から雨が降り続く。夕方には上がるだろうが、その頃には日が暮れる。 今日は終日軟禁生活か・・・ 隠居暮らしと外出自粛とで、雨天だとこれが日常のようになっている。 こんな日は、おいしいものを食べ、かつ飲むに限る。 飲み物くらいは自分で工夫しよう…

去りゆく夏を惜しみつつ

橋幸夫の「恋のメキシカンロック」、松任谷由実の「真夏の夜の夢」に歌われたテキーラは、夏に飲むのがふさわしい。 初めてその名を聞いてから約半世紀、家で飲むのは初めてだ。 ストレートでじっくり味わってみる。魔界で飲まされる酒のように感じる。これ…

ビールがうまい

昼が来た。さあ、飲もう! これが夜だと、眠りが浅くなるほか、別の副作用も懸念される。晩酌はなるべく控えることにした。 健康のため、昼食後はしばらく横になる。昼寝をするとしても短時間で済ませる。 各社ともビールの新商品の開発には余念がない。選択…

今年の夏は・・・

八月に入った。日本の夏は、仕事を休み遊ぶために存在する。あれこれ楽しい計画を考え心が弾む季節であったはずだ。 慰霊の夏、さらに今年は異例な夏とも言える。 ここには書けぬ家庭の事情も手伝って、ただただ平穏無事に過ごせることを願う。 そんな中でも…

夏はモヒート

庭でミントを摘んでくる。 グラスにミントの葉とライムの果汁を入れ、すりこぎでつぶし香りを引き出す。 氷を加えてホワイトラムを注ぎ入れる。 これで自家製モヒートの出来上がり。 昼下がりのひととき、居ながらにして南国のリゾート気分を味わう。 家呑み…

道草

先日、久しぶりに日雇いのアルバイトの仕事にありつくことが出来た。その日のうちに現金がいただけるのはまことに有り難い。疲れ果てたので真っ直ぐに帰宅し、しばらくは横になっていた。 本日午後、たまたま用事で外出する機会があり、その帰り道、誘惑に負…

昼下がりのウィスキー

昨日は、予報より早く雨が降り始めた。経験上、止んだのを確認して外出すれば急に降ってくるし、小雨になって安心していると突然本降りと化し時に激しい雷雨にもなる。そろそろ雨男を返上したい。こんな日はおとなしく家に引きこもる。 開き直って昼下がりに…

今日は休肝日

休肝日の飲み物をどうするか。以前からの懸案だった。 一時は甘酒に傾きかけた。健康には良さそうだが、いかにも甘い。酒類と同等の満足感が得られる代替品とは言い難い。 そうしたところ、新商品が目に留まった。 半信半疑で試飲すると・・・ これなら及第…

ミントの季節

今年はミントが豊作で、しかも成長が早い。大いに役立てよう。 自粛生活がワンパターンになってきた。新鮮味が欲しい。 昼下がりの飲み物をひと工夫する。 ミントの葉を摘んで、少量の砂糖とミネラルウォーター、氷とともにグラスに入れ、バーボンウィスキー…

休肝日撤回

昨日は終日雨に降られて自宅静養となった。つい怠惰な一日を過ごすことになる。働かざる者飲むべからず、休肝日とするか・・・ K社から新商品が出た。ノンアルコール・ビール、正確にはビールテイスト炭酸飲料だそうだ。自然派ビールテイストの謳い文句に惹…

休肝日が明けて

昨日は気温が上がり、初夏の陽気になった。ビールが飲みたくなる。そこをぐっとこらえて、久しぶりの休肝日とした。お酒の飲めない来客用に買ったノンアルコール・ビールが1本残ったままだった。時間と場所など雰囲気を変えて飲めば、少しはおいしく飲めるだ…

自粛生活をより快適に その3

見渡す限りの青空、まばゆい新緑、ひんやりとしたそよ風、野鳥のさえずり・・・ヒノキ花粉が収まったことだし、地の利を生かして外に出よう。 歩き疲れたら腰を下ろし、格安の麦ジュースをごくり。1缶100円余で得られるささやかな幸せ。 山歩き未満、お散歩…

開き直りの自粛生活

今までは、午後3時のおやつ、ティータイム、コーヒーブレイクなどの習慣はなかった。日々の楽しみを一つ増やそう。 おいしいものを食べたり飲んだりして、失われた楽しみの埋め合わせをしたい。

自粛生活を快適に 3日目

昨日、NHKTVの或る番組で、先日登ったばかりの愛宕山が映し出されていた。 ところが、ばかでかい字幕の目障りなこと。わかった、わかった、もういい。 我が家でおいしい酒を飲む。これが一層の楽しみになってきた。 それなら少しは品質にもこだわりたい。従…

♪ やっぱり俺は菊正宗

かつてTVからコマーシャルソングがよく流れていた。歌詞も旋律も覚えている。 最近発売されたのが「しぼりたて ギンパック」という箱の酒、「生貯蔵酒」との表示がある。 格安の普通酒でありながら、信じがたいほどの香りの良さ、濃厚な旨味がある。 一時は…

懐かしの酒

現役時代、しばしば名古屋・大曽根の居酒屋「たから屋」に寄り道をした。レバーの刺身が目当てだった。胡麻油で味付けをし、うずらの生卵ときざみ葱が添えてあった。 日本酒の熱燗を頼むと、ちろりと枡で供された。銘柄は「金泉(きんせん)」で、先日、遠見…

たまにはブランデー

高貴な香り、程よい甘さ。同じぶどうが原料でもワインとは全く異なる。アルコール分が高くすぐには飲み下せない。しばらく舌の上に留めてじっくりと味わいたい。 やれ「ヘネシー」がいいだの、「カミュ」や「レミーマルタン」に限るなど巷間ささやかれても、…

寄り道

毎日家でぶらぶらするのは気が引ける。そこで声が掛かった時には日雇いのアルバイトをしている。その日のうちに現金が支給されるのがいいところ。全額持ち帰ることもなかろう。♪ 伝書鳩でもあるまいものを(この歌詞御存知?)。ついつい寄り道がしたくなる…

1杯の幸せ

寒い日の晩酌はあたたかい飲み物に限る。 心の底から贅沢な気分にさせてくれるのがラムの香り。高級な洋菓子のようだ。食前より食後がいい。 ラムにお湯を加えバターを浮かべる。カクテルよりも手軽にできる。 どんどんお代わりが欲しくなる。1日1杯に抑える…

焼酎にたどりつく

薬くさい。これが第一印象だった。焼酎ブームの頃でも冷めた眼でみていた。 食わず嫌いと同じく飲まず嫌いからも卒業しようと、恐る恐る飲んでみると・・・ 決してまずくはない。薬品のような臭いが気にならなくなった。最近は品質が向上したのだろうか。 ア…