行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

焼酎にたどりつく

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薬くさい。これが第一印象だった。焼酎ブームの頃でも冷めた眼でみていた。

食わず嫌いと同じく飲まず嫌いからも卒業しようと、恐る恐る飲んでみると・・・

決してまずくはない。薬品のような臭いが気にならなくなった。最近は品質が向上したのだろうか。

アルコール分を15%程度まで低くするため、事前に水で割っておき、燗酒のようにあたためてから飲む。そうすると上品な麦や芋の香りが立ち昇る。アルコールの刺激臭が和らぐ。

よりおいしい酒を求めてさすらい続けた末に、この歳になってやっと焼酎が抵抗なく飲めるようになった。晩酌のメニューがふえた。

 

25%の焼酎なら内容量を約7割増しにできるという魅力も捨て難い。年金生活者のいじましい感想である。