行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

熊野古道・八鬼山越え(647m 三重県尾鷲市)

期 日 2020年2月11日

行 程 黒の浜バス停~七曲り~九木峠~八鬼山~さくらの森広場~三木里
      駅前バス停

天 候 快晴

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4回目になる熊野古道伊勢路、今回は最大の難所とされる八鬼(やき)山越えに挑む。名前からして恐ろしげだ。

今なら、狼や山賊に襲われることなく、道標が整備されており迷わずに山を越えることができる。一見険しそうな七曲りの登りも並みの体力があれば心配ない。多少時間がかかってもマイペースで歩けばいい。

杉、檜に覆われた深山に苔むした石畳の道が続く。かつては、お伊勢参りの後、熊野詣に向かう参詣の道、国鉄紀勢本線や国道が通じる以前は生活を支えた道、そして今は先人の苦労を知らぬ登山者がレクリエーション気分で歩く道、時代はどう変わろうとそのままの姿で後世に引き継ぎたい。 

名古屋から高速バスと路線バスをうまく乗り継げば、日帰りのバス旅が楽しめるが、一度は海辺の宿で1泊したいものだ。

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最初は緩やかな登り

 

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ここまで登り口から2時間

 

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さくらの森広場からの展望 九鬼(くき)の集落を見下ろす

 

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越えて来た八鬼山を振り返る

 

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熊野灘に面した三木里の海岸 ゴール地点まであとわずか