音楽
春日井三山(道樹山、大谷山、弥勒山)の麓に、春日井市の都市緑化植物園がある。子供がまだ小さかった頃、家族でよく遊びに来たものだ。 先日大谷山へのお花見登山でも、この植物園へ下山した。 園内に緑の相談所の建物があり、そこにピアノが置いてあった…
ドヴォルザークの新世界交響曲を生演奏で聴きたかったので、はるばる鉄道を乗り継いで刈谷市まで出かけた。 我が家にまだステレオのなかった子供の頃、卓上のレコードプレイヤーで何度も聴いていた。カラヤン指揮ベルリンフィルのLPレコードだった。 親しみ…
期 日 2024年2月17日 会 場 しらかわホール プログラム 佐藤 眞作曲「混声合唱のためのカンタータ『土の歌』」 ほか数曲 指 揮 山田和樹 ピアノ 福間洸太朗 名古屋市・伏見のコンサート会場「しらかわホール」は今月末で閉館になる。 名古屋では減少傾向が止…
文化フォーラム春日井1階交流アトリウムの一角にピアノが設置された。1か月間の期間限定である。この機会を逃してはならない。いつでも、どのような状況下でも演奏できるようになりたいからだ。 相当年季の入ったピアノだった。鍵盤全体が黄ばんでいる。音の…
期日 2023年9月29日 会場 愛知県芸術劇場コンサートホール プログラム ベートーヴェン ピアノソナタ第14番嬰ハ短調「月光」作品27-2 ほか2曲とアンコール曲 セントラル愛知交響楽団とソリストによる「Wコンチェルトシリーズ」は初めてだった。一人のソリス…
知らなかった。 9月4日は「く」と「し」だからか。語呂合わせ以外に、別の理由があるかもしれぬ。 ほかにも串カツの日、釧路市民の日・・・? 洒落にもならぬ。 クラシック音楽も他のジャンルと同様、BGMとして聞き流すだけのことが多くなった。TVを付けっぱ…
チャイコフスキーの交響曲第5番を生演奏で聴きたかったので、それだけの目的で炎天下を刈谷市まで出かけた。会場はJR刈谷駅のすぐ目の前だった。これは有り難い。 コンサート会場は駅前が一番。交通が不便で見送ったコンサートが過去何度かある。 小さなス…
この曲は、催眠効果絶大なるものがある。 R.シュトラウス 「4つの最後の歌」 1 春 2 9月 3 眠りにつこうとして 4 夕映えの中で 何故眠くなるのか。 聴く側の緊張感が乏しい。 そのとおり。これは全ての音楽に言えることで、リラックスした気分で聴くからだ…
ネタに困ったら、いくらでも書けるのがお酒と並んで音楽の話題だ。 合唱曲の良さは何だろう。 最近になってやっとわかった。人の声の持つぬくもりが感じられることだ。複数の声、複数の旋律が重なり合う合唱は、独唱にはない魅力がある。 「遠く吹く風」 作…
番組の題名が好奇心を呼び起こした。 NHK教育TV春の新番組である。アニメーション(TV漫画)だからといって侮れない。画像が実にうまく作られている。 昨日再放送の第2回では・・・ 部屋のドアが開く。そのわずかな隙間に母親の顔と用意された2人分の飲み物…
所用があり和歌山へ。 以前JR和歌山駅にあったピアノは今はもうない。市内では市役所本庁舎1階に置いてあることが分かった。 電子ピアノだった。音量が小さい。調節はできなかった。 年度末でもあり市民課のある1階は、多くの市民で過密状態だった。 ピア…
「pult(プルト)」とは何であるか ? 配布されたプログラムに、曲目ごとの舞台上の楽器の配置と演奏する団員の名が記載してある。これのことか。初めて見聞きした。Pultなる音楽用語を知る人は少ないのではあるまいか。 別の頁では、楽器ごとに団員が集合写…
京都駅なら知人が通りがかる可能性はゼロだ。旅の恥はかき捨て、初舞台でもリラックスして弾ける。 その一方で、利用者が多く騒がしいことこの上ない。ミスタッチもかき消され、むしろ好都合と言える。 うしろ側は見えないが、順番待ちの人の気配を感じる。 …
マーラー 交響曲第8番 「千人の交響曲」と呼ばれている。オーケストラに合唱と独唱が加わり、総勢千人近くで演奏するものらしい。 前回のその7から間隔が開いた。何度も聴いてみたが感想が浮かんでこない。苦手意識も頂点に達した。もはやこれまでか。 外国…
アルバイトの帰り、JR高蔵寺駅でピアノを弾く。周囲にいた数人が立ち去って閑散としてきた。 チャンス到来。こういう時にこそ難しい曲を試す。 背後に人の気配、順番待ちか・・・?。演奏中に振り返ることはできず、3曲でやめるつもりだった。その人も立ち…
ドヴォルザークの「新世界より」について、昨日コンサートのプログラムから興味深い情報が得られたので、スコアで確認してみた。 シンバルは第4楽章の64小節で登場する。大きさはmfと控え目である。聴いた際の実感ではmpかpに近い。tuttiで派手に打ち鳴らさ…
この曲が循環形式とは知らなかった。漫然と聞き流していた。 シンバルの出番は1回鳴らすだけ、というのも忘れかけていた。チューバの出番もごくわずかだそうだ。これも知らなかったし聴き取れないだろう。 いずれもコンサートのプログラムで知った。ありきた…
マーラー 交響曲第7番 「夜の歌」という副題が付いている。 多様な変化に富む内面・・・なるほど、或る音楽評論家はそう説明した。 小澤征爾指揮ベルリンフィルハーモニー(1989年ライヴ録音)の演奏を繰り返し聴いた。 まともに正面から曲と向き合えば、居…
昨日、JR高蔵寺駅でピアノを弾いた。 ドビュッシーの「月の光」の途中で指が宙を舞った。後の予定が控えており、中断してその場を去ろうとしたら・・・「もっと聴きたかった」という思いもかけぬ反応。惜しいことをした。自分ももっと弾きたかった。「また今…
マーラー 交響曲第6番「悲劇的」という副題が付いている。これだけでも聴こうという気分がそがれる。第4番と同様、途中で寝込んでしまう。楽章が変わったことに気が付かない。1時間を超える全曲を一気に聴き通すのは無理と悟った。第5番に比べれば、起承転…
マーラー 交響曲第5番 第4楽章のアダージェットだけで十分、第1、第2、第3、第5楽章は聴く必要なし。 正直な感想である。 静寂なアダージェットの美しさが際立っている。 ほかの楽章とともに1つの交響曲を構成しているところに違和感がある。 冒頭のトランペ…
マーラー 交響曲第4番 前回の第3番と並んで抵抗なく聴ける貴重な作品、と期待はしたが・・・ 全曲1時間近くの演奏時間が、ことのほか長く感じられる。いつも途中で寝込んでしまい、気付かないまま楽章が変わっている。やはり苦手意識がつきまとう。 冒頭の…
マーラー 交響曲第3番 次の第4番と並んで抵抗なく聴ける稀有な存在と言える。 6つの楽章で構成され、演奏時間が1時間40分前後となるため、全曲を聴き通すのは、缶詰状態になるコンサート会場に限られる。普段は組曲と受け止め、細切れにして聴く。起承転結を…
マーラー 交響曲第2番 「復活」という表題が付く。まだ若かった頃、この表題に惹かれて聴き始めた。小林研一郎氏指揮による名古屋市民管弦楽団の熱演を思い出すたびに、生演奏で聴きたくなる。演奏時間が長く、全曲聴き通すには有り余るほどのゆとりのほか、…
苦手な音楽といえば、クラシック音楽の分野ではグスタフ・マーラー(1860~1911年)の作品が筆頭候補に挙げられる。これは理屈抜きである。一部の例外を除いて、聴くほどに気が滅入る。マーラーの苦悩に満ちた人生が色濃く反映されているからだろう。この際…
2匹の兎を追いかけると1匹も得られない。わかっているつもりだ。断捨離も生活の知恵だろう。それでも二兎をものにしたい。何と欲張りなことか。 ラフマニノフ作曲 前奏曲嬰ハ短調 作品3の2「鐘」若しくは「クレムリンの鐘」とも呼ばれる。後者の呼び名はこの…
5年前にちょっと寄り道のつもりで練習を始めたのが、ドビュッシーの「月の光」だ。 自ら奏でる美しい響きを聴いているうちに、最後まで弾きたいという欲が出てきた。曲の魅力にすっかり取り付かれてしまった。 練習が進むにつれて難しくなり、峠を越えるの…
JR高蔵寺駅にピアノが設置されて1週間が経過した。様子を見に行くと初日とは様変わり、空いているではないか。行き交う人も少ない。 我が家のピアノとはタッチが異なる。鍵盤が軽い。ミスタッチを連発する。何度も弾いているうちに慣れるだろう。 やっかい…
昨日5月29日の日曜日、高蔵寺駅連絡通路の一角にピアノが設置された。 初日とあって演奏の順番を待つ人や聴衆でにぎわっていた。 時間制限があって18時まで。あと30分というのに出番を待つ人が10人以上もいた。 ほとぼりの冷めるまで待つこととしよう。 高蔵…
所用で和歌山市へ出かけたついでに、駅ピアノを弾いてきた。 そのピアノは、JR和歌山駅の改札口を出た所に置いてある。電車の発着のたびに多くの利用者がすぐ近くを行き来して、さぞ弾きづらいだろうと思われたが、県庁所在地の駅にしては人が少なかった。 …