期 日 2023年1月31日
行 程 押渕口バス停~白滝神社~切間の八~
天 候 晴れ
切間の八は切間の鉢とも呼ばれ、風変わりな山の名だ。形に由来するものか。
南伊勢町の山々にはここ数年よく登りに来ているが、切間の八はごく最近まで知らなかった。
近々三重交通バスと近鉄電車の運賃が上がる。登るなら今のうちだ。もう1つの山と組み合わせてその間の縦走を計画した。
国土地理院の地形図には三角点のみで、山の名称、登山道とも記載がない。目印と道標のお蔭で登ることができる。現地で見る限り踏跡のようなものはなかった。
登り始めてすぐ胸が苦しくなった。日常生活では経験のない悪寒がする。原因は不明。立ち止まっては深呼吸し、腰を下ろしては水分を補給する。ゆっくりと歩みを進め、尾根に出て登りが緩やかになると徐々に回復した。
山頂は狭いながらもベンチがあって、日当たり、見晴らしとも良好。一時ペースを落としたのに予定どおりの時刻に到着できたのは、最初に飛ばし過ぎたからかもしれぬ。長丁場になるとペース配分が難しい。
体調次第ではここまでで引き返してもよかったところ、せっかく来たからには次の山へと向かうことにした。