行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

去りゆく夏を惜しみつつ

橋幸夫の「恋のメキシカンロック」、松任谷由実の「真夏の夜の夢」に歌われたテキーラは、夏に飲むのがふさわしい。

初めてその名を聞いてから約半世紀、家で飲むのは初めてだ。

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ストレートでじっくり味わってみる。魔界で飲まされる酒のように感じる。これは危険だ。微量にとどめておきたい。

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 トニックウォーターで割ると、強烈な香りと刺激が和らいで飲みやすくなる。その反面、抑制が働かなくなる恐れがあり、これも危険を伴う。グラス1杯限りか。

耐え難い暑さの夏でも、去りゆくとなると名残惜しくなる。あとひと月はテキーラと共に夏の余韻にひたろうと思う。