行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

非日常

今月の贅沢 ~ 南の島のゲストハウスにて

今回の宮古島では、初めてゲストハウスでの宿泊を体験した。 従来のユースホステルや民宿、ペンションとも少し異なる新しい宿泊施設だ。 他に宿泊者はなく、あたかも自身の別荘のような感覚で、何の気兼ねもなく快適な時間を過ごすことができた。 たまたま初…

今月の贅沢 ~ 南の島へ

多額の税を収めてきたのだから、いくらかは取り戻そう。全国旅行支援を利用して、長男夫妻の住む沖縄県宮古島へ飛ぶ。 南国はいい。冬がないからだ。昼はぽかぽかと暖かく、朝晩は風がさわやかで涼しい。台風が来なくなった11月はベストシーズンだ。 小さい…

今月の贅沢

1杯のコーヒー420円也。 安上がりな贅沢だ。 場所は、NHKTVの番組が取り上げそうな古民家風の喫茶店。 歩いて40分かかるが、我が家から2番目に近い喫茶店でもある。 ひとりでは喫茶店に入りづらい。 アベック(今風だとカップル)で入るもの、若しくは数人で…

今月の贅沢

何故このりんごが贅沢なのか。 品種は紅玉である。1個100円程度だった。首都圏や青森、長野ならともかく、当地では店頭に並ぶことは稀である。希少価値がある。果物には高い糖度を求める傾向にある。甘いほど価値がある、というものではなかろう。りんごは酸…

夏の贅沢

やたらと喉が渇く。ビールは水分補給に適さない、とわかってはいるが、つい手が出てしまう。 昼食後のお茶代わりにビールをいただく。これも夏だからこそ許される贅沢というものだ。 「金麦」は好みではないが、6本で100円引きの恩恵に預かったことによる。 …

今月の贅沢 その4

今年のふるさと納税は、沖縄県の宮古島市にした。 返礼品を泡盛とマンゴーのいずれにするか迷ったあげく、泡盛の誘惑に負けマンゴーはあきらめた。 そうしたところ、宮古島に住む長男夫妻からマンゴーが届いた。 こちらの事情を見透かしたような見事なタイミ…

今月の贅沢 その3

プレミアム価格の新商品が出た。「サッポロビール園限定の生」とされている。この種の商品は店頭からすぐに姿を消すので、さっそく買い求め試飲する。 ビール本来の苦みがしっかりと感じられ、飲みごたえがある。本物のビールであればこれが当たり前であり、…

今月の贅沢 その2

今年のお盆は、子供たちの帰省も娯楽もなく、ふだんとほとんど変わりがない。何か楽しみが欲しい。そこで、今夜もおいしいビールをいただく。 (8月14日)「マスターズドリーム 無濾過」は、宣伝文句のとおり「濃密で上質な味わい」だった。ポテトチップ…

今月の贅沢

引きこもりのような暮らしを続けていると、日常の楽しみはもっぱら食べることと飲むことになる。 いまだに不要不急の外出がためらわれる上に、この暑さでは家でのんびりするのが一番だ。これも自由で気ままなさすらい暮らしのうちに入るだろう。 気温の高い…

今月の贅沢

5月以降出費がかさんだ。物価が上がり続けている。贅沢は敵だ。 まだ値が上がっていないものの一つにビールがあった。おいしいビールを飲むなら今のうち。次の税制改正で税率が下がるとしても、それ以上に小売価格が上がるだろう。

今月最後の贅沢 ~ 夜の盛り場へ

屋外ではマスクを付けなくてもよくなった。徐々にかつての普通の暮らしに戻りつつある。 健康寿命のあるうちに、人生を楽しもうではないか。何のために今まで苦労してきたのか、とさえ思う。多少のわがままは許されたい。 久しぶりに大都会へ出てくると、若…

宮古島植物図鑑

アダン パイナップルかと思った。 月桃 ? 鬱金珊瑚花 (パキスタキス) 鉄砲百合 猩猩草 ギンネム 浜昼顔 図鑑と言いながら、以下は画像だけで名前を表示できないのが残念。 キキョウランの実 (6月2日 追記)

今月の贅沢 ~ 南の島へ

中部国際空港から2時間半、到着ロビーからターミナルビルを出ると、もわーっとした湿り気のある生暖かさに包まれる。まるで東南アジアの国に来たようだ。 ここは沖縄県宮古島、数年前から長男夫妻が暮らしている。 当分は帰省もままならぬというので、こちら…

今月の贅沢 その2

前日の雨が上がり、さわやかな晴天になった。 今年の大型連休中のささやかな楽しみが、庭でのバーベキュー料理である。 面倒な炭火熾しは次男が引き受けてくれるので、楽をさせてもらっている。 屋外で飲むハイボールやビールのおいしいこと。今週は2日続け…

今月の贅沢

4月某日~手作りのケーキ 家内と次男は誕生日が同じであり、毎年合同でお祝いをしている。 次男の奥様とその長男(つまり私の孫)の共同制作によるケーキのご相伴にあずかる。 クリスマス以外の時期にケーキをいただくのは、今なお贅沢であるとの感覚が残って…

ささやかな贅沢

「生クリーム入りシフォンケーキ キャラメル」 これがコンビニスイーツなるものか。 ふだんはコンビニエンスストアで買い物はしない。珍しいことに改装オープンセールという折込チラシが目に留まった。外出のついでに立ち寄り、シフォンケーキの何たるかも知…

今月もまだ贅沢

宮古島の泡盛を取り寄せた。送料無料で約2千円だった。 後で知ったが、現地では千円でおつりが来るという。税率の違い以上に開きが大きい。運送コストのせいか。 ストレートではいかにもアルコール臭が強い。 お湯割り、水割りのほか、カルピス割りという飲…

今月も贅沢 ~ 日本酒三昧

年末年始はよく飲んだ。 酒呑みが数人集まると、何本も燗を付けるのがつい面倒になる。燗を付ける必要がなく、冷やした方がおいしそうなお酒をいただくことにした。 「南方(みなかた)」は、帰省ができなくなった長女からの差し入れ、 「白鶴」は、家内から…

今月の贅沢 その2

12月は贅沢認容月間、もとい容認月間と言うべきか。 認容と容認 議論と論議 見識と識見 理論と論理 苦労と労苦 平和と和平 どう違うのか、使い分けは・・・? いまだに疑問が残る。 閑話休題 ふるさと納税をした。2度目である。 前回は、ただただ返礼の品が…

今月の贅沢

1年のうちでも12月と1月は贅沢認諾、もとい認容月間としたい。 昨夜はコンビーフのご飯だった。その残りを翌朝もいただく。同じ食べ方では能がない。 そこでパラパラ炒飯にする。 先回と異なる点は、オリーブ油を使うことと、醤油と生姜を使わないことで、コ…

老いてもなお撮り鉄

若かりし頃は鉄道に関心があり、乗り鉄に加え撮り鉄と欲張っていた。二兎を追うものは何とやら・・・ 乗り鉄の方は、仕事が忙しくなり、所帯を持ち、さらに国鉄ローカル線の廃止が相次ぐなどで、興味を失った。 撮り鉄は、鉄道車両の画一化で面白みはなくな…

今月の贅沢 ~ シャインマスカット

以前、八ヶ岳の青年小屋に泊まった際、山梨産のピオーネという名のぶどうが夕食時のデザートに出された。当時の私には、聞いたこともない珍しいぶどうだった。 子供の頃は、もっぱら小粒のぶどうだった。種を口から出すのが面倒だったが、文句は言えない。種…

蔵のまち

所用のため電車4本を乗り継いでやって来たのが、知多半島の半田市。江戸時代から醸造で栄えた「蔵のまち」として観光にも力を入れている。 前回に来た時は、空模様が怪しく直行直帰だった。今回はささやかな道草を楽しんだ。 立ち寄りたい飲食店や居酒屋が目…

今月の贅沢 その2

アイルランドの黒ビールを飲んでみよう。ギネスブックで知られているギネス社の商品だ。 年金暮らしの身にとっては贅沢かもしれない。しかし、本物のおいしさを極めるには多少の出費を覚悟せねば。 最初のひと口で強烈な苦みに襲われる。琥珀色のビールとは…

今月の贅沢

不要不急の外出がこれまで以上に難しくなりそうだ。我が家でのおいしい生活を追求しよう。 先月岐阜県川辺町の平和錦酒造で買い求めた日本酒を開封する。ラベルに銘柄の名が見当たらないが、ホームページから推測すると「飛騨路の寒椿」と思われる。 しぼり…

今月の贅沢

先月の贅沢はインスタントコーヒーだった。ほかにはビールの飲み比べくらい。地道な引きこもりの生活が続いている。 今月はもう少し贅沢をしてみたい。 先日、日雇いのアルバイトで臨時収入が得られた。労働の対価がその日のうちに現金で支給され、銀行振込…

今月の贅沢

違いがわかるか ? レギュラーコーヒーが少々面倒になってきた。その点インスタントは楽でいい。 満足できるコーヒーはないものか。結局はこれに行きつく。 見かけは価格が高そうに見えても、1杯当たり20円程度だから安いものだ。 封を開けた途端にいい香り…

今月の贅沢 その2

仕事帰りに居酒屋に立ち寄ってちょっと1杯(のつもりで飲んで、いつの間にやら・・・)。 こんなことは、はるかに昔の話となった。 日雇いのアルバイトで日銭を稼いだその日の帰り、シャッターの目立つ寂しげな商店街を歩いていると、居酒屋が営業している。…

今月の贅沢

通っていた小学校の通学路に洋菓子の店があった。クリスマスが近づくとショーケースにデコレーションケーキが並ぶ。いかにもおいしそう。300円程度だった。毎日物欲しげに横目で眺めていた。 4月某日、家内と次男は誕生日が同じなので、合同のお祝いをした。…

今月の贅沢 その2

美術鑑賞 「鑑賞」とはおこがましい。予備知識のないままに、ぼんやりと眺めるだけ。 芸術家の想像力と創造力は計り知れない。絵を描くどころか、スケッチさえできない自分としては、感心するばかり。 美術館を訪れるのは何年ぶりだろう。すっかり足が遠のい…