通っていた小学校の通学路に洋菓子の店があった。クリスマスが近づくとショーケースにデコレーションケーキが並ぶ。いかにもおいしそう。300円程度だった。毎日物欲しげに横目で眺めていた。
4月某日、家内と次男は誕生日が同じなので、合同のお祝いをした。
今ではいつでもケーキが食べられるようになった。隔世の感がある。
ケーキはハレの日に限ってこそ価値がある。こんな考え方はもう古いのだろうか。
次男のツレ合い手作りによるケーキをいただく。あまりに装飾が多いとかえって食べづらく、これが理想的なケーキのように思う。
Aちゃん、いつもありがとう。