行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

PERFECT DAYSをめざして

2月23日金曜日

二度寝の後5時頃目が覚め、6時過ぎ起床。

室温12度、軒下4度。暖房を入れたくなる温度だ。

朝のお勤め、腹筋運動に続いてNHK教育TVでラヂオ体操第二。これはラヂオのAM放送が受信できなくなったため。ついに寿命が来たか。

 

朝食は大切にしたい。卵2個の目玉焼き丼、昨夜のお惣菜の残りとお味噌汁(白味噌)にみかん。

食後の薬にカカオポリフェノールを紅茶で服用する。この時期だけは普段とは違う高価な薬になる。

 

朝刊に目を通す。小さい活字は目に悪い。見出しのみ。「東証 史上最高値」何故これが1面に来るのか、不思議に思う。「最高値」は「さいたかね」と読む。「さいこうち」ではない。最近まで知らなかったという薄識ぶり。

 

余談だが・・・

「農作物」は「のうさくもつ」か「のうさくぶつ」か。

「大舞台」は「だいぶたい」か「おおぶたい」か。誰に尋ねたらいいのだろう。
国語の先生か、NHKのアナウンサーか、クイズ東大王に出演の学生諸君か。

 

朝のBGMはブルックナー交響曲第7番を流す。朝から8番、9番では重苦しい。

 

降りしきる雨の中、傘を差して外出する。行き先は図書館だ。読みたい本が山ほどある。
3月ダイヤ改正後のJR時刻表週刊文春、月刊山と渓谷幸田文「木」、オール讀物最新号など、いずれも斜め読みに近い拾い読み。オール讀物所収の「八月の御所グラウンド」は、是非単行本を入手して熟読したい。初めの数行でたちまち小説の世界に引き込まれた。

 

昼前に帰宅し、食事の後は音楽鑑賞とする。選んだのはマーラー「第九」。第九には、ベートーヴェン(合唱のほかクロイツェルソナタを筆頭に名曲が多い。
まともに聴くと気が滅入る。マーラーには苦手意識が付きまとう。音量を下げてBGMとする。

新聞の本文拾い読みのほか、雑用を片付けながらといった「ながら鑑賞」になる。

 

長文になってきた。以下簡潔に記す。

 

日課となっているピアノの練習。寒い日は手が冷たくなり指がフリーズする。

雨上がりに短時間のランニング。

次男一家を招いて、ともに夕食。

年末年始には高値の花で見送った年に一度の蟹を食す。

 

お酒は、食前酒にワイン、食中に焼酎(麦と芋)、食後にラム。よく飲んだ。

 

入浴後は明日に備えて早目に寝よう。

 

PERFECT DAYSとは
 最近封切された映画の表題。
 役所広司さん主演。
 主人公の平山は、東京都の公衆トイレの清掃員。
 単調な日々の生活の中にも、ささやかな楽しみがある。
 時にさざ波の立つ出来事もある。
 ネタばれになるので、詳細は映画館でどうぞ。