行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

踏跡探索 ~ 納古山ヴァリエーションルート

期   日 2024年2月24日

所在地 岐阜県川辺町

行   程 大野洞林道~(途切れた破線路)~木和谷中級コース~納古(のこ)山

天   候 晴れ

 

国土地理院の地形図によると、納古山(633m)の南側、大牧谷と小牧谷に2本の林道があり、大牧谷は多くの、小牧谷も少数の登山者に利用されている。

この2本の林道の間にもう1本別の林道(大野洞林道)があって、納古山の南へ延びており、以前から気になっていた。

この林道の終点から地形図の途切れた破線路をたどって、一般登山道に合流しようと試みた。前人未踏の納古山ヴァリエーションルートだ。

時期は今しかない。熊やマムシはもちろん、まとわり付く蜘蛛の巣も御免被りたい。

さて、どうなることやら。

 

林道入口まで、JR高山本線下麻生駅から20分。

 

いきなり通行止めの看板に出くわす。歩行者ならいいだろう。

 

沢に沿って林道を北上する。

 

林道が尽きる。さあ、ここから探索というより探検の始まりだ。

 

目印がある。これは登山者向けのように見える。

 

急斜面に細い踏跡が続く。一部は崩壊しており、前日の雨で足元がつるつる滑る。
滑落しないよう恐る恐る通過する。

 

目印がなくなった。現在地を確認する。初めてのルートは長く感じる。

 

薄暗く閉塞感のある沢詰めから抜け出し、前途に明るい光が見えてきた。

 

まだか、まだかと歩みを進めるうち、一般登山道に合流する。林道入口から1時間半。
無事に踏破できた。納古山山頂が呼んでいる。

 

( 続く )