行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

あの山越えてセリバオウレンの群生地へ (その1)

期 日 2023年3月7日

目的地 納古山木作谷

所在地 岐阜県七宗町

行 程 上川浦公民館バス停~納古口登山口~納古山~木作谷~小穴バス停

天 候 快晴

 

今年もまたお花見登山の季節がやって来た。その第1回は昨年同様、セリバオウレンの花。美濃加茂市から納古山(633m)を越えた向こう側、七宗町にその群生地がある。

 

JR美濃太田駅前からバスに乗り、上川浦公民館下車、乗客は自分一人。よくあることだ。ここからスタートする。

 

林道を歩き、分岐点を右に進む。左は西尾根登山口へ通じ、昨年4月に歩いている。

 

次の分岐点を右へ進む。ここが納古口の通称Aコースの入口になる。

林道は左方向に延び、別の納古口Bコース(廃道化しているらしい)に通じる。

 

空は快晴なれど人工林の下は薄暗く底冷えがする。谷の沢沿いに登山道が続く。

 

朝日が射し込んで苔の鮮やかさを際立たせている。

 

親切な標識がある。これは珍しい。谷芯から離れてはならない。

 

分岐の標識が立つ。左右どちらにも目印のテープがある。しばらく思案する。左へ登れば谷から離れる。右は谷の沢に沿っている。右へ進むことにした。

 

分岐点には別の道標もある。この矢印が左右どちらを差しているのか、判然としない。

 

谷を登っていく。次第に険しくなり、足元が不安定になる。

 

ほとんどヴァリエーションルートに近い。分岐点へ引き返したくなった。この先にも目印があるので直進する。

 

目印に従ううち、谷から離れて左側の斜面を登る。すると視界が開けてきた。

 

納古山山頂へ通じる一般登山道に合流し、ひと安心。南アルプスがよく見える。

ここまで来れば山頂が近い。


(続く)