「夜の歌」という副題が付いている。
多様な変化に富む内面・・・なるほど、或る音楽評論家はそう説明した。
小澤征爾指揮ベルリンフィルハーモニー(1989年ライヴ録音)の演奏を繰り返し聴いた。
まともに正面から曲と向き合えば、居眠り必至。したがって聞き流しとなる。
部分的に心をとらえる旋律が漏れ聞こえてはくるが、なじめなかった。
全体としてつかみどころのない曲だ。何故これが「夜の歌」なのか。
消化不良のまま、次の第8番へ進む。
・・・と書いておきながら、今回のその7で打ち止めになる可能性が生じてきた。