行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

音楽鑑賞記 その2

ショスタコーヴィチ 交響曲第4番 ハ短調 作品43

以前に取り上げた交響曲第11番が予想外に素晴らしかったので、その余韻が覚めないうちに未知の曲である第4番を聴いてみた。

何度聴いてもなじめない。こうなると趣味の問題だろう。

鋭い金管の響き、張りつめた緊張感は、いかにもショスタコーヴィチらしいが、いつも途中で眠気を催す。

感動的なのは、チェレスタの響きとともに静かに幕を閉じる最後の数分間だ。演奏開始1時間後になってようやく満足感が得られる。