2020-12-09 音楽鑑賞記 音楽 音楽ネタが途切れていた。 読書感想にならって、音楽を聴いた感想を気ままに記しておこう。 ベートーヴェン ピアノソナタ第29番 変ロ長調 作品106 晩年のピアノソナタが抵抗なく聴けるのも、老境にさしかかった証だろう。若い頃は敬遠していた。 この曲に限っては長大な作品であり、全曲通して聴くだけの気力がなく、もっぱら聞き流しとなる。時には精神を集中させて鑑賞したい。そうなると第3楽章だ。 ベートーヴェン自身によるモノローグが痛々しい。