行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

音楽鑑賞記

音楽ネタが途切れていた。

読書感想にならって、音楽を聴いた感想を気ままに記しておこう。

ベートーヴェン ピアノソナタ第29番 変ロ長調 作品106

晩年のピアノソナタが抵抗なく聴けるのも、老境にさしかかった証だろう。若い頃は敬遠していた。

この曲に限っては長大な作品であり、全曲通して聴くだけの気力がなく、もっぱら聞き流しとなる。時には精神を集中させて鑑賞したい。そうなると第3楽章だ。

ベートーヴェン自身によるモノローグが痛々しい。