行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

音楽鑑賞記 その3

ラヴェル ボレロ

この曲は聴き比べてみると興味深い。少しずつ違いがある。

楽器間のバランス、終盤にかけての盛り上げ方にはこだわりたい。

そうなると、リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のCDが私の選ぶベストだ。

6番目のフルートと弱音器付きトランペット

9番目のピッコロとホルンとチェレスタ

それぞれの楽器を聞き取ることができ(チェレスタの聞こえないものが多い)、音量のバランスが絶妙である。これは指揮者というより録音の影響だろうか。

後半の大太鼓の迫力には拍手を送りたい。