期 日 2020年10月3日
行 程 王滝バス停~御嶽神社里宮~清滝~新滝~御岳高原~八海山神社
天 候 曇り
登山仲間8人で御嶽古道を歩く。山岳信仰の聖地ともいえる霊峰、木曾御嶽( 3067m )に修験者たちが登るため、江戸時代に開かれた古(いにしえ)の道である。
現地に在住のメンバーが案内役を引き受けてくれた。
複数の熊除けの鈴を鳴らしながら歩く。単独行と違いまことに心強い限りだ。
裏から見た新滝
杉、檜など針葉樹に覆われた薄暗い山道と思いきや、トチ、ミズナラなどの広葉樹の多い明るい樹林帯に囲まれた緩やかな道で、標高が上がるにつれて白樺、落葉松も加わり、信濃路の旅情を高めてくれた。木曽路=暗い谷という先入観を改めよう。
曇り空にもかかわらず、雲や霧に隠れがちな御嶽の雄姿を間近に眺めることが出来たのは幸運だった。
しかしながら、少なからず心の痛む風景でもある。合掌。