行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

物価値上がり雑感

物価値上がりの報道が続いている。少々過剰反応ではないか。

長期にわたり物価が安定していたからであろうか、物価上昇に対する拒否反応が強くなりがちだ。

石油ショック後の狂乱物価に比べれば大したことはない。物価は上がるものだ。

 

昭和30年代半ば、我が家で初めてTV受像機を買った時、14インチの白黒で4~5万円だったように記憶している。松下電器のカタログを、胸をときめかせて眺めていたものだ。

最近買い替えた32インチ液晶のカラーは、5万2千円だった。

 

私が日本酒を自ら銘柄を選んで買うようになった昭和60年頃、日本酒は2級酒でも1升瓶の標準小売価格が1,300円台だった。今では級別がなくなり、純米酒でも1.8ℓの紙パックで同程度の価格で販売されている。

 

カメラはどうか。

社会人1年目で初めて買った一眼レフのアサヒペンタックスは、給料1箇月分に近かった。今使用している小型のデジタルカメラは、Yahooオークションで1万円以下で落札したものだ。中古品でも写り具合は、本ブログで公開している写真のとおり何ら遜色はない。

 

日常買い求める食品の値上げは影響が大きい。まだ新鮮そうな見切り品や、大手量販店の5%引きの日にまとめ買いをしておくなど、いくらでも工夫の余地があろう。