行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

大加山( 359m 岐阜県関市〈旧 武儀町〉)

期  日 2023年2月27日

行  程 武儀事務所バス停~登山口~205m標高点~大加山(ほぼ単純な往復)

天  候 快晴

 

ごく最近見つけた岐阜県の低山に登る。公共交通利用で日帰りが可能な未知の山は、まだたくさんありそうだ。

 

長良川鉄道に乗り、刃物の町として知られる関でバスに乗り継いで、武儀事務所下車。

 

電力会社(何故か関西)の黄色い標識が、登山口の目印にもなっている。

 

登山口が薄暗いと不安になるが、踏跡は明瞭だった。案ずるより産むが易し。

 

205mの標高点、このあたりから踏跡が消える。目印、地図、磁石の三点があれば大丈夫だろう。

 

巨大な岩が現れる。左側から巻く。少々危うかった。下りは反対側から遠巻きにする。こちらの方が安全だった。

 

時折、木々の間から周辺の山々が見える。低山だから下界の物音が届き安心感がある。

 

倒木が意地悪な通せんぼをしている。人の手が入らず荒れ放題の山だとみえる。

 

見晴らしの良い岩の上に登ってみた。武儀の集落を見下ろす。

 

このあたりの山の名はわからない。右端は以前に登った平成(へなり)山だろうか。
(間違っていたら御指摘ください)

 

山頂が見えた。

 

視界が閉ざされ現在地がつかみづらい。磁石で方角を確認し山頂を目指す。

 

先程の平坦地から数分で山頂に着いた。磁石が役に立った。眺望はなく写真撮影のみで引き返す。

 

尾根の南側、日当たりの良い岩の上で昼食。

 

苔が美しい。

 

下山途中、往路から少し逸れて杉苔の群生地に立ち寄る。京都の苔寺を思い出す。


この日の岐阜市の最高気温は15.5度を記録した。風弱く快晴の空、家に居たらさぞかしストレスが溜まっていただろう。