期 日 2023年4月16日
行 程 上川浦公民館バス停~奥山自然遊歩道~御殿山~518m三角点~尾根分岐~武儀権現山~白山神社登山口~御殿山キャンプ場バス停
天 候 晴れ
権現山は全国各地にある。その所在地からここでは「武儀権現山」と称する。関市と合併するまでは武儀郡武儀町だった。
登山仲間6人で美濃加茂市の最高峰である御殿山(559m)から縦走する。アップダウンが連続するため標高が低い割に体力を消耗する。
派生する尾根に惑わされながらも予定の時間で往復することができた。暑くも寒くもなく涼しい風が吹きわたり、気象条件に恵まれた。今がベストシーズンと言える。
運賃100円で乗れる美濃加茂市のバスを利用する。
奥山自然遊歩道から御殿山を目指す。
小さな滝や巨大な岩の壁、せせらぎに掛かる丸木橋など変化に富んだ渓谷のハイキングが楽しめる。
この日の最高地点は御殿山になる。ここから武儀権現山まで、険しい道のりが待ち構えていた。
白花のイワカガミが咲く。
岩によじ登れば、南北に展望が開ける。
標高518m地点に三角点がある。昨年単独で歩いた時はここまでだった。
縦走する尾根が美濃加茂市と関市の境界になっている。その境界杭の位置を示す目印が役に立つ。
直角に北へ曲がる分岐を探すのに手間取った。周囲の地形に細心の注意を払う必要がある。終始尾根伝いという思い込みが落とし穴になる。
藪漕ぎはほとんどなく、その点では助かった。
山頂までの何と遠いことか。
予定した時刻に少し遅れて山頂に到着。長い道のりだった。
復路にもなる縦走路を振り返る。
引き返す登山道の途中で待ちどおしかった昼食の時間。しっかりとエネルギーを補給したい。
ヒカゲツツジの向こうに武儀権現山が見える。手ごわい山だった。
行動時間は8時間半に及び、メンバーの歩数計によると3万歩を超えた。
昨年は途中で引き返したので、いつかはきっと・・・と機会をうかがっていた。
これほど達成感を味わえる山行は久々のことだった。