行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

踏跡探索 ~ 納古山小牧谷ルート鉄塔巡視路

期   日 2022年1月31日

所在地 岐阜県川辺町

行   程 JR下麻生駅~遠見山~66番鉄塔~33番鉄塔~34番鉄塔~小牧谷~下麻生駅

天   候 晴れ

 

納古(のこ)山は、近年登山者の人気を集めている。登山道が四方から通じ、初心者から健脚者まで、ルート選択の幅が広い。山頂は360度の展望に恵まれ、テーブルや椅子が設置されている。

 

遠見山から納古山に至る尾根づたいの登山道の途中、33番鉄塔から小牧谷の林道へ下るルートは、国土地理院の地形図に破線路はあるものの歩く人が極端に少ない。

迷いやすい、踏跡がない、荒れているといった敬遠したくなるような情報に接するうち、徐々に好奇心が高まり、探検気分で探索してみることとした。

季節は今だ。山頂は4月のお花見登山の機会に譲り、今回は踏跡探索に徹する。

 

駅から30分で遠見山、ここから納古山まで縦走が可能となった。

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地形図にはないが、多くの登山者に利用され、今やメインルートの一つである。

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送電線の33番鉄塔から小牧谷ルートへ。

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意外にも目印が多く、かすかな踏跡が認められる。

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ヤブ漕ぎはなく、目印を頼りに何とか歩ける。

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白いテープが張られ通せんぼをしている。目印に導かれ直進する。

山腹をトラバースするように細い踏跡が続く。滑落しないよう慎重に進む。

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急斜面には鉄塔巡視路特有の階段がある。

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巨大な岩壁の下を通る。目印がないとわかりづらい。

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鉄塔巡視路には電力会社が設置した標識が立つ。

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34番鉄塔に到着。

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33番鉄塔を振り返る。地図上の距離は短いが50分を要した。

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小牧谷の林道が視界に入る。無事に歩き通すことができた。

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今回は、地図にないヴァリエーションルートの存在が現地で分かった。踏跡探索の楽しみは尽きない。