現役サラリーマン時代、麻雀、ゴルフともに拒絶していたことから、上司や同僚との酒の付き合いは、貴重な機会となった。二次会も誘われるままに付いて行き、つい飲み過ぎて二日酔い、まれに外泊、翌日の早退など苦い経験を重ねた。若気の至りとはいえ、見苦しかったな。
肝臓を酷使した結果、今ではアルコールの許容量がめっきり減少している。返盃を伴う仕事がらみの宴会がなくなったのは有り難い。自分がいなくても成り立つような※※会と称する組織的な会合からも身を引くことにしている。
わざわざ夜に名古屋まで出向くのが億劫になったこと、飲み過ぎを気にするあまり心底くつろげなくなったこと、などによる。
付き合いが悪くなった、とのお叱りは承知の上だ。
酒は、その時の気分とその場の雰囲気次第で、おいしくも苦くもなる。