行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

蕪山( かぶらやま 1068.8m 岐阜県関市〈旧 板取村〉 )

期  日 2023年5月1日

行  程 21世紀の森バス停~株杉コース~蕪山~自然観察道~21世紀の森

天  候 晴れ

蕪山

 

日頃蚊やダニに刺されるのは覚悟しているが、山の蛭は御免被る。蛭の出そうな山は5月のうちに登っておきたい。秋でもいいが日没が早くなる。

 

登山口まで鉄道4本とバス2本を乗り継ぐ。ちょっとした旅行気分にもなる。バス路線に寄り添うように流れる板取川は目の覚めるような青さで、進行方向右側に腰掛けたのは正解だった。

 

蕪山で警戒すべきは、熊や蛭だけではなかった。

 

巨大な株杉に度肝を抜かれる。

 

この角度なら石の階段でも楽でいい。

 

沢の徒渉もある。雨上がりは要注意。

 

木曽五木の一つであるコウヤマキ。木に名札が掛けてあった。

 

何の花だろうか。

 

ブナの木もあった。


植生が落葉広葉樹に変わる。

 

山頂間近のような気配。

 

25年ぶりに山頂に立つ。これほど見晴らしがよかっただろうか、記憶にない。

 

北に加賀の白山。

 

南に高賀山。いつか登りたい。

 

よく見かけるミツバツツジと花の色が少し異なる。東国ミツバツツジか ?

 

下山後、運賃100円のバスを利用して板取川温泉に立ち寄る。露天風呂は今の季節が最適だ。五月の風が心地よい。


有害生物には遭遇せずに済んだ。帰宅後地図を確認したら、蕪山は福井県境に近い。深山幽谷の趣を備えた魅力あふれる山だった。