行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

読書感想 その8

恩田陸蜜蜂と遠雷

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長編である。

かねてから読むのを楽しみにしていた。

本の厚さには気が重くなったが、杞憂だった。

残りの頁が少なくなるにつれて、まだ読み終えたくないという気持ちが高まり、あえて少しずつ読むようにした。

ピアノコンクールに挑戦した4人の若きピアニストたちが、この先どのような人生を歩んでいくか。続編の出版を切に願う。

この作品がきっかけとなり、プロコフィエフ作曲のピアノ協奏曲第2番に出会うことができた。

有名な第3番と双璧をなすと言ってもいい傑出した名曲だと思う。