行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

観音岳東峰( 587m 三重県松阪市 )

期  日 2022年4月16日

行  程 横滝口バス停~与原峠古道~堀坂峠~郷土の森~東屋~創造の森~観音岳東峰~森林公園~横滝口バス停

天  候 晴れ

 

三重県の山にもヒカゲツツジが咲く。今年5回目のお花見登山は、そのヒカゲツツジが咲き始めた観音岳に登る。

通常は堀坂(ほっさか)山と組み合わせて周回するところ、時間と体力を考慮して堀坂山は回避した。その分時間のゆとりができたので変則的なルートを考えた。

 

ここから登り始め堀坂峠へと向かう。

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沢の近くにシロバナネコノメソウがわずかに咲き残る。

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堀坂峠からは観音岳へ通じる稜線をたどる。桜の花びらを踏むのは気が引ける。

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もうヤマツツジの咲く季節になった。新緑に映える。

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郷土の森で腰を下ろし、このような景観を眺めつつ昼食。

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郷土の森から創造の森へと向かう。

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創造の森から観音岳に登る道はかなり険しい。急斜面に極細の道が続き滑落の恐れがある。

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観音岳東峰に到着。気品に満ちたヒカゲツツジの花の色に緊張感がほぐれる。

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目的は果たせた。森林公園へとまっしぐらに下る。途中に紛らわしい分岐があり、ここは要注意だ。写真に残しておくべきだった。

疲労回復にはレモンの酸味がいい。

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今月の贅沢

4月某日~手作りのケーキ

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家内と次男は誕生日が同じであり、毎年合同でお祝いをしている。

次男の奥様とその長男(つまり私の孫)の共同制作によるケーキのご相伴にあずかる。

クリスマス以外の時期にケーキをいただくのは、今なお贅沢であるとの感覚が残っている。

歳は取りたくないものではあるが、無事に1年を過ごせたこと、身内で顔を合わせられることには感謝せねばなるまい。

私の誕生日はお祝いの席を設けなくても、いつものようにおいしいお酒が飲めればそれで十分だと伝えておいた。誕生日が来てうれしかったのは20歳まで、今では来ない方がいい。これが本音だ。

 

 

 

雨中散歩

小雨程度なら降られてもいい。外を歩こう。花粉の飛散が少なくかえって好都合だ。

 

ソメイヨシノの並木道に1本だけ枝垂桜の木があった。これは新発見だ。

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葉桜となるともう視界に入らなくなる桜の木、巨木になれば夏の直射日光を遮ってくれる。

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八重桜の花が見ごろとなった。

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道端に見慣れない花が咲く。サクラソウに似ている。

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そしてもう藤の花である。曇り空でもこの暖かさ、花冷えの時期は過ぎて初夏の到来を思わせる。

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納古山( 633m 岐阜県川辺町/七宗町 )

期  日 2022年4月10日

行  程 上川浦公民館バス停~西尾根~納古山~木和谷初級者コース~JR上麻生駅

天  候 快晴

 

今年4回目のお花見登山は、今後4月の定番企画となりそうな納古山西尾根コースである。

4月のツツジ科三兄弟であるミツバツツジ(おしべが5本)、ヒカゲツツジアカヤシオ(人によってはトリプルツツジという)の花が同時期に見られる納古山は、近年とみに人気を集めている。

 

西尾根はバス停から登山口まで1時間余り、山頂まではアップダウンの連続する健脚向きのコースであり、夏山登山に備えてのトレーニングになる。お花見も決して楽ではない。

下山は初級者コースを選んだが、途中道草を食った上に林道歩きがやたらと長く、ほとほと疲れ果てた。

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アカヤシオ(手前)とミツバツツジ

 

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ヒカゲツツジ

 

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コガネネコノメソウ

 

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たぶんミツマタ

 

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ヤマルリソウ

 

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薄紫色のヤマルリソウもある

 

下山後はつい麦酒に手が出る。駅のホームで生暖かいそよ風に吹かれ、散りゆく桜を見ながら2時間に1本の列車を待つ。冬が去って待望の春が来たかと思いきや、早くも初夏の気配である。

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自然ウォッチングに参加

日 時 4月8日 10時~12時

場 所 愛知県森林公園植物園(尾張旭市

参加者 多数

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昨年の秋に初参加して以来、2度目になる。

シュンランの花が咲いていた。灯台下暗し。つい先日わざわざ豊橋くんだりまで出向くことはなかったか。

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ルリタテハ

 

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ハルリンドウ

純白の花は珍しい。

 

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マメナシ

絶滅危惧種に指定されている。

 

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まだ残る桜と散った桜

 

 

 

お花見そぞろ歩き

お花見登山とは別に、桜のお花見なら自宅周辺で事足りる。

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桜のほかにも、沿道には色とりどりの花が咲き誇る。

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桜が散り始めれば、若葉の季節だ。

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あと何回こうして春を迎えられるのか。そんな思いが頭をかすめるようになった。

 

 

 

 

植物観察 ~ ミツバツツジ

殺風景だった我が家の裏にミツバツツジが開花した。朝になって雨戸を開けた時の気分が今までとは全く違う。

 

ミツバツツジの名の由来は、葉が3本出ることによる。

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花をよく見るとおしべが10本あった。だからこれはコバノミツバツツジのようだ。

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開花と当時に葉の出るものと、遅れるものとがある。

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花の色も個体差があり興味深い。

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