行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

桜紅葉

「さくらもみじ」

美しい言葉の存在に気が付いた。

 

町内の桜並木は紅葉の季節を待たずに、早々と葉を落とす。その葉の色も紅葉というには程遠く、くすんだ色だ。毎年のように猛暑に見舞われ、老木ともなると体力が低下するからだろうか。

散歩の帰り道、よく見れば行く手に鮮やかな木の葉が見えた。桜の葉だった。若木の紅葉は鑑賞に堪える。これが桜紅葉だったのか。新発見だった。今までどこを見て歩いていたのだろう。