本日の夕方、フジTV系列のニュース番組を見ていた時のこと。
台風11号に関連して、某女性アナウンサー(名前は伏せる)が「関東地方への影響は ?」などとのたまう。ベテランのアナウンサーにしてこのありさま。
今後の影響なら、まずは沖縄本島始め奄美地方、九州に言及するのが順序として当然ではないか。まして全国放送の番組である。
関東地方への影響なら、ローカルニュースの枠で触れればいい。
このような首都圏ファーストの悪癖は、いっこうに改善が見られない。
以前にもどこかで触れたが、何度でも言う。
NHKも含め、台風の接近が沖縄と首都圏とでは、その扱いに大きな差がある。
これも東京一極集中の弊害なのか。
沖縄県の先島諸島や大東島は、はるか彼方の外国のように見られている。
国民の生命、財産の価値に地域差はないはずだ。
( 9月2日 追記 )
これもフジTV系列の8月30日朝の番組で、某MCが「そのまんま日本海に抜ければ良いですけども、九州、中国、四国、そして関西…。ずっとこう近畿圏まで縦断してくるとちょっと怖いですね」と話したそうだ。
台風が上陸せずに日本海に抜けるとなれば、五島列島、対馬、隠岐が直撃される恐れがある。これらの島々の住民はどう思うだろうか。日本海沖で操業する漁業関係者もいる。