行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

2023-10-18から1日間の記事一覧

読書感想 その13

渡辺淳一「阿寒に果つ」中央公論社 つい先日読み終えた「挽歌」の余韻が冷めやらぬまま、引き続き舞台が北海道の小説を選ぶ。 奥付を見ると昭和48年11月30日(初版)であり、約半世紀ぶりの再読になる。 主人公の高校生は「魔性の女」そのものだ。 男性側の…