行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

2021-03-13から1日間の記事一覧

読書感想 その5

大江健三郎 「われらの時代」 最初に読んだのは十代の最後の頃だった。内容はすっかり忘れたが、後味が悪かったという印象だけが残っており、読む前から何となく気が重かった。 若い頃にこれを読んで何か得るものがあったのだろうか。「後味が悪かった」だけ…