久しぶりの青空だ。気分もすっきり。
ヒノキ花粉の飛散が収まってきた。窓を開けよう。布団と枕を干そう。
一年で最も快適に過ごせる季節となった。
屋外でマスクを外して深呼吸ができる。山が呼んでいる。
期 日 2024年4月17日
行 程 上川浦公民館バス停~西尾根~納古山~遠見山~JR下麻生駅
天 候 晴れ(黄砂)
お花見登山が佳境に入ってきた。第3回目は、4月の定番コースとなった納古山西尾根を歩く。
ミツバツツジ、ヒカゲツツジ、アカヤシオの花が同時期に見られる。
ほかのお花見を優先させたため例年より遅い時期になり、さらに前日雨に降られたが、花はまだ残っていた。おそらく次に雨が降るまでの命だろう。
見頃は、名古屋のソメイヨシノが満開ないし散り始めた頃と覚えておこう。
登山口への長い道のり、見上げるとまだ桜が咲いていた。
西尾根に取り付き、しばらく進むと少しずつヒカゲツツジの花が現れる。
ミツバツツジの花は、ほとんど終盤。
登山道から離れた場所に、白花のイワカガミの群落があった。ここ1箇所だけだった。
アカヤシオの花はかろうじて残っていた。
散った花を踏んで歩くのはつらい。
西尾根は体力を要する。アップダウンの高低差が大きいことと、登山口までの距離が長いからだ。
来年以降も来れるよう、日頃のトレーニングに努めよう。
4月10日、岐阜県の椎倉(しぐら)山から下山したのが12時半過ぎ、伝書鳩ではあるまいし、帰るにはまだ早い。
スタート地点の長良川鉄道富加駅へ戻る途中にバス停があり、関駅に出るのも楽でいいけれど、時間をかけて山麓のハイキングを楽しむこととした。桜のお花見もできるというものだ。
長良川の支流である津保川沿いに桜の木が数本並ぶ。
ここでは花見客がいない静かなお花見ができる。お酒を持ってくればよかった。
富加駅はまだ遠い。喫茶店でひと休みとしよう。お酒に代えてコーヒーでもいいではないか。
モーニングサービスが何と15時まで。小倉トーストと茶わん蒸しは予想外。
老梅山を振り返る。
玄関から玄関まで、よく歩いたものだ。
期 日 2024年4月10日
目的地 老梅山(234m)及び椎倉山(226m)
行 程 長良川鉄道富加駅~東香寺~老梅山~椎倉山~富加駅
天 候 晴れ
春の到来を告げるツツジの花は、山野も市街地も濃淡はあれどピンク系が多く、いささか食傷気味である。それに比べ、薄い黄色のヒカゲツツジはいかにも新鮮に映る。人の感覚などいい加減なものだ。
毎年、桜の咲く時期になると、ヒカゲツツジのお花見に出かけたくなり、気もそぞろとなる。
桜が満開の長良川鉄道富加駅からスタートする。
東香寺が登山口になる。山号は老梅山。その名の由来は不明。
お寺の裏に登山口があった。初めての山で行く手が暗いと少々不安な気分。
心配するまでもなく、踏跡は明瞭で周囲は明るい。
ここは岩山だ。肝試しをするほどの自信はなく、切り立った岩はルートから外れており、眺めるだけにとどめる。。
老梅山が見えてきた。ザック(写真の中央)を置いてきた岩へ戻る。
標高は低くても変化のある山歩きができる。
ヒカゲツツジの花はまだ残っていた。
ここまで登山口から約50分。もう1つのピークを目指す。
木曾御嶽が顔を出している。
しぐら山と読む。山城があったようだ。
何故ヒカゲツツジという名が付いたのだろうか。牧野博士なら何と名付けたか。
もう1つピークがあるが、ピークハントの趣味はなく目的を果たせたので下山開始だ。アフター登山も楽しみたい。