期 日 2022年10月14日
行 程 中出バス停~高旗山~御斉(おとき)峠~中出
天 候 晴れ
先週に引き続き室生火山群の山に登る予定だったが、直前に変更した。
10月14日は鉄道記念日だ。三重県内の鉄道はほぼ乗り尽くしたが、まだ伊賀鉄道が残っていた。若かりし頃の乗り鉄を実践する。
近鉄から移管された伊賀鉄道の車両は、内装と床が木製、吊革にハーブが飾られている。
電車5本とバスを乗り継いで三重県伊賀市(旧 上野市)の中出バス停からスタートする。
伊賀と近江の国境をなす山並みが見える。高旗山がどれかは不明。
柵を開けて登山道に入る。農家の苦労がうかがえる。
親切な標識だ。これがないと多分左側へ誘い込まれる。
幅のある快適な登山道だった。夏のような暑さで早くも息切れがする。
深い笹薮をかき分ける。マダニがいるかもしれず、暑くても長袖のままだ。
「あとひといき」というが、この地点から山頂まで30分かかっている。
青色十息(といき)というのが実感だ。
茸というより木の子と表記したい。お菓子のようだ。
ここまで来れば、あとひといき。山頂の予感に疲れを忘れる。
山頂の白い旗は、山の名と関係があるのだろうか。
山の周囲に絶景が広がる。東側に鈴鹿山脈が見えた。
南に伊賀上野の市街地を見下ろす。
この日は行程にゆとりがあり、1時間以上のんびりとくつろぐ。
帰りの近鉄急行はクロスシートだった。車内はすいており、気兼ねなく呑み鉄を実践する。実り多い鉄道記念日になった。