行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

読書感想 その10

前回の「その9」から月日がたった。長時間読書に集中するのが負担になり、ペースが極端に遅くなっている。

林真理子下流の宴

最初に読んでから10年近くになる。内容はほとんど忘れている。物忘れが進んだおかげで、2度目、3度目の再読でも初めて読むような気分になれる。

さすが売れっ子の直木賞作家だけのことはある。登場人物の考え方や行動様式には、世代の違いから違和感が大きいけれども、最後まで楽しませてもらった。

何が上流、中流下流家庭なのか、考えさせられる。

ひるがえって我が家はどうなのか・・・時すでに遅し。

これから家庭を持つ人に薦めたい本である。