行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

納古山ヴァリエーションルート探索

期 日 2022年3月7日

行 程 納古山~納古谷分岐~33番鉄塔~(ヴァリエーションルート)~小牧谷の林道

天 候 晴れ

 

( 承前 )

去る1月31日、遠見山から納古山に至る尾根づたいの登山道を歩いていた時のこと。気になる標識を見かけた。

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こんな所からどこかの林道へ通じているのか。地図を見ると、確かに小牧谷の林道から実線の道が分かれているが、谷筋の途中で途切れている。いつか探索してみようと楽しみにしていた。時期は冬のうちに限る。春以降は蜘蛛の巣まみれとなろう。

 

登山道から谷を見下ろす。決して歩きたくなるようなルートには見えないが、好奇心は捨て難い。ちょっとした冒険気分も味わいたい。

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ゆっくりと下っていく。足元が不安定だ。

倒木がいやに多い。人が歩かないので荒れ果てている。空は晴れていても陰湿な谷である。曇天の日なら気が滅入りそうだ。

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やがて地図にあるとおり道が現れた。ここまで道なき道を20分余り、短い距離だった。

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小牧谷の林道に出れば、あとはひたすら上麻生の駅をめざすのみ。

エスケープルートになりそうだが、ここを下る登山者はいないだろう。まっすぐ遠見山へ下った方が、時間はかかってもはるかに安全で快適な山歩きを楽しめる。

 

標識に「 林道」と書いた人の意図は何であったのか。