行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

いつまで道草を続けるのか

隠居生活のお蔭で、毎日ピアノを弾く時間ができた。連日同じピアノ曲ばかり練習し続けていると飽きが来る。そこで、つい誘惑に負けて道草を喰いたくなる。これまでのところ ・・・

ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」 第1楽章

11小節で怪しくなり、25小節までが限界、26小節以降に進めないままあきらめた。

自らの技量に見合う第2楽章のみで満足する。

 

ドビュッシー 「月の光」(「ベルガマスク組曲」の第3曲)

うっとりさせられる美しい曲だ。全72小節のうち、残すところあと18小節、長い道のりだった。難度の高い左手のアルペジオさえできればマスターできる。まだ1年はかかるだろう。

 

ショパン バラード第1番

全曲は到底無理。或る音楽番組にならい、「カット版」と称して大幅に中間省略をした上で練習を続けている。コンサート映えする曲なので熱が入る。

 

最近になって心惹かれる名曲に出会った。道草の立ち寄り先が増えた。

サン=サーンス ピアノ協奏曲第2番 第1楽章

冒頭からしばらくはオーケストラ抜きの独奏になる。私の好きなピアノ協奏曲ベスト3に入る。

楽譜3段目の途中まででいいから、何としてでも弾いてみたい。一見簡単そうに見えても、右手と左手が交錯したり指を置き換えたりのほか、しだいに速度が速くなるので手こずりそうだ。

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こんな道草をしていると、以前からのレパートリーがおろそかになる。所詮は認知症予防が目的で始めたのだから、頭と指の体操になればそれでいい。

 

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