山登りを趣味とする以前、旅先はもっぱら海辺だった。大海原をぼおーっと眺めていれば満足だった。
山に登れなくなったら、再び海へ回帰しよう。
是非とも訪れたい海辺
1 落石岬(北海道)
最果ての岬の一つ。季節は初夏だ。JR根室本線が廃止されないうちに・・・。
2 横須賀市秋谷(神奈川県)
作曲家の團伊玖磨氏が、日々眺めていた風景に接してみたい。
3 由良(京都府)
ゆったりと流れ日本海へ注ぐ由良川の河口から歩きたい。季節は初冬だ。三島由紀夫の「金閣寺」の主人公が金閣寺から出奔した。海辺の旅館に泊まり、その追体験をしたい。陰鬱な曇り空の日がいい。
JR予讃本線の無人駅。海がすぐ目の前に広がる。鉄道ファンの聖地。より近い所ではJR紀勢本線の湯川駅もよさそうだ。心ゆくまで潮風に吹かれ波の音を聞いていたい。
人が住む我が国最南端の島。日本は狭いようで広いことが実感できそう。
以下は再度訪れたい海辺
6 野付半島のトドワラ(北海道)
地の果てを思わせる絶景。
7 下風呂温泉(青森県)
津軽海峡を望む下北半島の温泉。硫黄の匂いが漂う温泉宿でくつろぎたい。新鮮な魚介類が楽しみ。上野発の青森行き夜行列車がなくなったのは寂しい。
気の遠くなりそうなほど遠浅の海。ごみのない砂浜がうらやましい。
夏は午後8時でも明るさが残るほどの西の果て。
1995年7月撮影