期 日 2021年5月3日
行 程 御池林道~T字尾根~御池岳~土倉(はぜくら)岳~ノタノ坂~(周回)
天 候 晴れ
鈴鹿山脈の最高峰、御池岳に登る。行動時間は7時間に及ぶ。休憩時間を入れると鈴鹿8耐である。家に閉じこもりがちの自分には、過酷なトレーニングとなった。
ここから登る。以前はヴァリエーション・ルートだったが、今は標識が整備されている。
五月晴れの空、新緑の鮮やかな今がベスト・シーズンだ。
高度を上げていくとブナの巨木が多くなる。鈴鹿の奥座敷のような雰囲気が漂う。
シャクナゲが咲いていた。
しだいに勾配が急になる。
山頂部はゆるやかな起伏のある広大なカルスト台地で、「テーブルランド」と呼ばれている。
三密とは無縁の別世界、天上の楽園に舞い降りた心地がする。
御池名物のオオイタヤメイゲツとバイケイソウ。
ドリーネの池があった。これが山の名の由来か。
次の目的地、土倉岳を見下ろす。
標高1049mの土倉岳まで下る。16年ぶりだ。
当時は君ヶ畑からここまで登るのが精一杯、行く手に立ちはだかる御池岳に恐れをなし引き返した。
(土倉岳から御池岳を見上げる。2005年4月30日撮影)
老朽化した橋、飛び石伝いの徒渉もあり、最後まで気が抜けなかった。
飛び石伝いは不安定のため、ここは童心に返って水遊びだ。登山靴を脱ぎ裸足で渡る。
鈴鹿8時間耐久障害物レースの歩行数は、推定2万9千歩。
自分の体力ではこのあたりが限界か。