行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

御池岳( 1247m 滋賀県東近江市 )

期 日 2021年5月3日

行 程 御池林道~T字尾根~御池岳~土倉(はぜくら)岳~ノタノ坂~(周回)

天 候 晴れ

 

鈴鹿山脈の最高峰、御池岳に登る。行動時間は7時間に及ぶ。休憩時間を入れると鈴鹿8耐である。家に閉じこもりがちの自分には、過酷なトレーニングとなった。

                                                 

ここから登る。以前はヴァリエーション・ルートだったが、今は標識が整備されている。

f:id:f-0193591:20210505204100j:plain

 

五月晴れの空、新緑の鮮やかな今がベスト・シーズンだ。

f:id:f-0193591:20210505204113j:plain

 

高度を上げていくとブナの巨木が多くなる。鈴鹿奥座敷のような雰囲気が漂う。

f:id:f-0193591:20210504062638j:plain

 

シャクナゲが咲いていた。

f:id:f-0193591:20210505204134j:plain

 

しだいに勾配が急になる。

f:id:f-0193591:20210505204152j:plain

 

山頂部はゆるやかな起伏のある広大なカルスト台地で、「テーブルランド」と呼ばれている。

f:id:f-0193591:20210505204213j:plain

 

三密とは無縁の別世界、天上の楽園に舞い降りた心地がする。

f:id:f-0193591:20210505204246j:plain

 

御池名物のオオイタヤメイゲツとバイケイソウ

f:id:f-0193591:20210505204301j:plain

 

ドリーネの池があった。これが山の名の由来か。

f:id:f-0193591:20210505204334j:plain

 

次の目的地、土倉岳を見下ろす。

f:id:f-0193591:20210505204410j:plain

 

標高1049mの土倉岳まで下る。16年ぶりだ。

f:id:f-0193591:20210505204434j:plain

当時は君ヶ畑からここまで登るのが精一杯、行く手に立ちはだかる御池岳に恐れをなし引き返した。

f:id:f-0193591:20210505204552j:plain

 (土倉岳から御池岳を見上げる。2005年4月30日撮影)

 

 老朽化した橋、飛び石伝いの徒渉もあり、最後まで気が抜けなかった。

f:id:f-0193591:20210505204449j:plain

飛び石伝いは不安定のため、ここは童心に返って水遊びだ。登山靴を脱ぎ裸足で渡る。

鈴鹿8時間耐久障害物レースの歩行数は、推定2万9千歩。

自分の体力ではこのあたりが限界か。