行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

稽古は続く その2

前奏曲集第1巻 全12曲中第10曲

沈める寺

これを弾きたいがためにピアノに取り組んだようなものである。表向きはボケ防止でも、本音を言えば、ドビュッシーの曲を演奏したかった。

これも12曲のうちでは演奏が易しい方だ。特殊な技術は不要。むしろ表現力を試される。

 

最も弾きづらい箇所がここだ。

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右利きにとってはつらい。左手を右手にきちんと合わせるのが難しい。左手がよくもつれる。

大寺院が波間に沈んでいく大事な場面である。