行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

亀沢山( 1359m 長野県下條村ほか )

期  日 2022年5月3日

行  程 新極楽峠から極楽峠、前亀沢山を経て往復

天  候 快晴

 

登山仲間の車で長野県の通称「下條山脈」に向かう。

まず極楽峠パノラマパークに立ち寄る。その名のとおり極楽に来たようなパノラマに立ち去り難い思いがした。

 

スタート地点は新極楽峠とし、時間短縮を図る。結果として大正解だった。

 

極楽峠を経て快適な縦走路をたどる。出だしは順調。

 

白樺の木に旅情が高まる。


ブナの大木

 

前亀沢山(1347m)で昼食。山の名を記した標識はなかった。

 

山頂からは中央アルプス駒ヶ岳が見える。

 

ウスギヨウラクの花

 

この日の最高地点亀沢山まで往復する。こちらには標識が立つ。

 

この時期に長野県まで来たからには、落葉松の林を見ておきたい。

 

地図を見た限りでは、お手軽な縦走路かと思われたが、落差の大きいアップダウンが続き、何の目的か鉄条網の張り巡らされた痩せ尾根に崩壊地の通過など、決して楽ではなかった。

地図と磁石による進路の確認の大切さもいい教訓になった。地図に書き加えられた点線には救われた。思い込みは禁物だ。

 

 

今月の贅沢 その2

前日の雨が上がり、さわやかな晴天になった。

今年の大型連休中のささやかな楽しみが、庭でのバーベキュー料理である。

面倒な炭火熾しは次男が引き受けてくれるので、楽をさせてもらっている。

屋外で飲むハイボールやビールのおいしいこと。今週は2日続けて休肝日を設けたのをいいことに、つい飲み過ぎてしまった。

 

調理実習

小学校の家庭科で調理実習の時間があった。作るのは女子生徒だけで、男子生徒は距離を置いて眺めているだけだった。先生も注意しなかった。そんな時代だった。

 

当時の男子生徒諸君のうち、厨房に入って天ぷらを揚げることのできる御仁は何人いるだろうか。

自分自身も想像すらできなかった。

やってみれば意外に簡単だった。

 

突然変異か ?

1本のツツジの木に2色の花が咲いた。昨年までは薄いピンク色だけだった。

庭にツツジの挿し木をしたのははるか昔のこと、初めての珍現象である。

何かいいことが起きる前触れと思いたい。

同じ町内のお宅に花桃の木があり、3色の花が咲いているのをうらやましく眺めていたところである。

 

御殿山( 559m 岐阜県美濃加茂市 )

期  日 2022年4月22日

行  程 御殿山キャンプ場バス停から白山神社を経て往復

天  候 曇りのち晴れ

 

標高わずか559mの山が美濃加茂市では最高峰になる。意外に思えたが岐阜県全体の地図を見て納得した。美濃加茂市の位置は濃尾平野だ。

バス停から登山口の神社まで30分余り、登山口から山頂も30分余りで、これほど短時間で楽に登れる山は、体力が低下傾向にある自分としては貴重な存在である。山頂付近の岩の上に立てば高度感があり、周囲の山々を眺めていると実感としては平野部どころか山間部だ。

 

白山神社から登る。加賀の白山が拝めるだろうか。

 

標識が立つ。まだ新しい。

 

この白い花はアオダモか。

 

山頂は視界が遮られる。山の名の簡素な標識に好感が持てる。

 

ヒカゲツツジの花が見られる。そろそろ終盤か。

 

山頂近くの岩の上に立つと遠方まで見渡せる。これと反対の北の方角に白山は確認できなかった。

 

蒸し暑い日だった。甘味と酸味のある飲み物の誘惑には逆らえない。









 

駅ピアノ武者修行 ~ JR多治見駅

駅の改札口に近づくとピアノの音が聞こえてきた。

ショパンの「英雄ポロネーズ」だった。アマチュアにしてはうまい。

何度も反復練習をしていた。感心する。

この人の後では弾きづらい。

めったに来られないので遠慮は無用。周囲の雑踏でミスタッチが目立たない。

まず準備運動を兼ねて、ショパン24の前奏曲から第7曲イ長調

この曲でその日のコンディションがわかる。少しつまづいたが気にせずに数曲弾き続ける。

ドビュッシーの「沈める寺」は、自宅以外では初演になる。焦らず急がずゆっくりと弾けばいいことを再認識する。