行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

楽しい農作業

昨年は不作だったビワが、今年は期待できそうだ。袋掛けに使う封筒(もちろん再利用)が足らなくなった。

やむを得ず透明の袋を使う。これなら収穫の時期がわかり、都合がいい。

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鳥に狙われそうだが、少しくらいはおすそ分けしよう。

収獲した果物はすべて自家用であり、出荷や贈答用ではないので、気楽な農作業である。

 

 

 

今月の贅沢 その2

仕事帰りに居酒屋に立ち寄ってちょっと1杯(のつもりで飲んで、いつの間にやら・・・)。

こんなことは、はるかに昔の話となった。

日雇いのアルバイトで日銭を稼いだその日の帰り、シャッターの目立つ寂しげな商店街を歩いていると、居酒屋が営業している。客は少なそう。

現役時代を思い出し、ちょっとだけ贅沢なひとときを過ごしてみたくなった。寄り道の習性がいまだに残っている。1時間かけて帰る途中で少しは休憩もしたい。

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人通りの少ない商店街で奮闘する赤提灯の店が消えるのは忍びない。社会貢献のつもりだ。

 

 

アフター登山

(承前)

4月22日、愛知県民の森でのお花見の後、東尾根から北尾根へ移る地点でハイキングコースから離れる。目印を確認して北へ派生する尾根に入る。やせ尾根に岩稜が立ちはだかる。

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樹木が途切れると眼下に湖が現われる。東三河地方の水がめとなる鳳来湖だ。ほぼ満水状態に見えた。

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分岐点から40分、上臈( じょうろう )岩の一角、中の上臈にたどり着く。湖畔側が断崖絶壁をなす屹立した岩峰の一つである。標高は低いけれども、この高度感には足がすくむ。より高い宇連山の頂上を凌駕する絶景だ。

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ここは風当たりが強い。巨岩によじ登りその上に立つには少々勇気がいる。短時間にとどめる。

岩の陰にヒカゲツツジ。愛知県にも咲くとは意外だった。

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三河の秘境に来たような気分だった。

体力維持に努め、来年の春も訪れたい。

 

 

お花見ハイキング

期  日 2021年4月22日

目的地 愛知県新城市(旧 鳳来町

行  程 JR三河槇原駅~愛知県民の森シャクナゲ尾根~東尾根~展望台

天  候 晴れ

 

愛知県民の森ハイキングコースの地図を手がかりにして、ホソバシャクナゲのお花見に出かける。

 

目的がお花見だから、当然のようにシャクナゲ尾根へ登る。ハイキングというより、ほとんど登山だった。

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ホソバシャクナゲは、愛知県東部から静岡県西部にかけての限られた地域のみに自生する。その名のとおり細い葉が特徴。絶滅危惧種である。

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まだ蕾も多く、花の見頃は当分続く。例年だと大型連休の頃になる。

蕾と葉との色の対比が鮮やかで、寝不足の目が覚める思いだ。

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東尾根まで来ると見晴らしがよくなる。快適な尾根歩きを期待したところ、岩稜帯があり、アップダウンが連続する。日本アルプス登山のためのトレーニングコースによさようだ。

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東尾根の展望台でひと休み。

本日の目的は果たせた。

宇連山( うれさん 929m )が見える。

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宇連山には過去2回登っており、今回はカットした。

その代わり、今回はピークハントを上回る別の楽しみを用意してある。

 

(続く)