行方知らずのさすらい暮らし

自称「さすらい人」が書き綴る気ままな日々の暮らし

納古山( 633m 岐阜県川辺町/七宗町 )

期  日 2024年4月17日

行  程 上川浦公民館バス停~西尾根~納古山~遠見山~JR下麻生駅

天  候 晴れ(黄砂)

 

お花見登山が佳境に入ってきた。第3回目は、4月の定番コースとなった納古山西尾根を歩く。

ミツバツツジヒカゲツツジアカヤシオの花が同時期に見られる。

ほかのお花見を優先させたため例年より遅い時期になり、さらに前日雨に降られたが、花はまだ残っていた。おそらく次に雨が降るまでの命だろう。

見頃は、名古屋のソメイヨシノが満開ないし散り始めた頃と覚えておこう。

 

登山口への長い道のり、見上げるとまだ桜が咲いていた。



西尾根に取り付き、しばらく進むと少しずつヒカゲツツジの花が現れる。

 

ミツバツツジの花は、ほとんど終盤。


登山道から離れた場所に、白花のイワカガミの群落があった。ここ1箇所だけだった。


アカヤシオの花はかろうじて残っていた。

 

散った花を踏んで歩くのはつらい。

 

西尾根は体力を要する。アップダウンの高低差が大きいことと、登山口までの距離が長いからだ。
来年以降も来れるよう、日頃のトレーニングに努めよう。

 

 

 

 

花の名前が判明

以前に家の前の空き地から移植した花の名前がやっとわかった。

シソ科のアジュガだった。和名は西洋十二単だそうだ。

低山やその麓の道端で見かけるキランソウやニシキゴロモに似ており、同じシソ科の仲間だった。

キランソウ (4月10日 岐阜県関市にて撮影)

今年も多数開花した。放置しておいても繁殖するので、有難い存在だ。

そんなわけで、我が家の庭は、手間のいらない草花によって占領され、栽培に手の掛かる花は淘汰された。

 

意外な場所にストリートピアノ

春日井三山(道樹山、大谷山、弥勒山)の麓に、春日井市の都市緑化植物園がある。
子供がまだ小さかった頃、家族でよく遊びに来たものだ。

先日大谷山へのお花見登山でも、この植物園へ下山した。

園内に緑の相談所の建物があり、そこにピアノが置いてあった。知らなかった。
とてもいい響きがする。

植物園はいつも家族連れでにぎわっているが、この建物の中は人が少ない。

気兼ねなく弾くことができた。

弥勒山には何度も登っているが、今まで素通りしていたのは残念であった。

 

 

 

お花見ハイキング

登山仲間からお誘いがあった。いつもの山歩きではなく、お花見目的のハイキング、「桃源郷」さながらの山里というので、単独登山の予定を延期して参加することにした。

 

目的地は、豊田市(旧東加茂郡旭町)上中町の枝垂れ桃の郷である。

 

愛知県にこのような桃源郷が実在したとは、今まで知らなかった。公共交通で楽に日帰りが可能であり、花見酒も遠慮なく飲める。

 

(2024年4月13日)

 

 

アフター登山

4月10日、岐阜県の椎倉(しぐら)山から下山したのが12時半過ぎ、伝書鳩ではあるまいし、帰るにはまだ早い。


スタート地点の長良川鉄道富加駅へ戻る途中にバス停があり、関駅に出るのも楽でいいけれど、時間をかけて山麓のハイキングを楽しむこととした。桜のお花見もできるというものだ。

長良川の支流である津保川沿いに桜の木が数本並ぶ。

ここでは花見客がいない静かなお花見ができる。お酒を持ってくればよかった。

 

富加駅はまだ遠い。喫茶店でひと休みとしよう。お酒に代えてコーヒーでもいいではないか。

 

モーニングサービスが何と15時まで。小倉トーストと茶わん蒸しは予想外。

 

老梅山を振り返る。

 

玄関から玄関まで、よく歩いたものだ。

 

お花見登山(2024年春 第2回)

期 日 2024年4月10日

目的地 老梅山(234m)及び椎倉山(226m)

所在地 岐阜県富加町/関市

行 程 長良川鉄道富加駅~東香寺~老梅山~椎倉山~富加駅

天 候 晴れ

 

春の到来を告げるツツジの花は、山野も市街地も濃淡はあれどピンク系が多く、いささか食傷気味である。それに比べ、薄い黄色のヒカゲツツジはいかにも新鮮に映る。人の感覚などいい加減なものだ。

毎年、桜の咲く時期になると、ヒカゲツツジのお花見に出かけたくなり、気もそぞろとなる。

 

桜が満開の長良川鉄道富加駅からスタートする。

 

東香寺が登山口になる。山号は老梅山。その名の由来は不明。

 

お寺の裏に登山口があった。初めての山で行く手が暗いと少々不安な気分。

 

心配するまでもなく、踏跡は明瞭で周囲は明るい。

 

ここは岩山だ。肝試しをするほどの自信はなく、切り立った岩はルートから外れており、眺めるだけにとどめる。。

 

老梅山が見えてきた。ザック(写真の中央)を置いてきた岩へ戻る。

 

標高は低くても変化のある山歩きができる。

 

ヒカゲツツジの花はまだ残っていた。

 

ここまで登山口から約50分。もう1つのピークを目指す。

 

木曾御嶽が顔を出している。

 

しぐら山と読む。山城があったようだ。

 

何故ヒカゲツツジという名が付いたのだろうか。牧野博士なら何と名付けたか。

 

もう1つピークがあるが、ピークハントの趣味はなく目的を果たせたので下山開始だ。アフター登山も楽しみたい。

 

 

 

 

箱の酒はおいしいか

箱入りの日本酒は持ち運びが軽く、価格の手頃なところがいい。

銘柄:沢の鶴

酒蔵:神戸市灘区 沢の鶴株式会社

種類:純米酒

原料米:国産

米こうじ:国産米

精米歩合:麹米65% 掛米75%

アルコール度数:14.5度

製造年月:2023年12月

購入価格:1,180円税別 /1升

 

純米酒なのにこの安さ。大丈夫か、と疑心暗鬼にもなる。

かつての二級の普通酒未満である。諸物価高騰の折、コスト低減の努力には頭が下がる思い。

 

まだ夜は寒いため、燗酒にした。

これは甘い。
嫌味のない品の良い甘さだ。身も心もあたたかくなりそう。